猫の老化サインと、老猫に最適な環境づくりについて

人間と同じ様に猫も時間の経過と共にだんだんと老いていきます。
身体の変化を把握し、その年齢に合ったケアが必要です。
猫が発する老化のサインを見逃さない事が、とても重要になってきます。
加齢に伴ってどのような兆候や症状が起こるのか、キチンと理解しておきましょう。

猫だって年をとるんだニャ〜!見逃すな老化のサイン!

私たちと同じ様に、猫にも年齢に合ったケアが必要です。
一般的に7歳を過ぎた辺りが猫にとっての『高齢期』と言われています。
少しづつ身体の機能が衰え始め、小さい頃と生活のリズムが変わってきます。
猫の老化のサインを知っておく事で、身体に合ったケアを行う事が出来ます。

見落とすな!加齢に伴う猫の変化

  • 睡眠時間の増加
  •  猫は年を取るほど、睡眠時間が長くなります。
     以前よりも多く眠るようになったら、それは少しづつ身体が変化していると言う事です。
     無理に起こさず、ゆっくりと休ませてあげましょう。

  • 身体能力の低下
  •  反応が鈍くなったり、あまり走り回らなくなるのもサインの一つです。
     感覚器官などが衰え、以前は出来ていた動きが出来なくなってしまいます。
     

  • 毛の変化
  •  身体を動かす元気が無くなると、グルーミング回数も減っていきます。
     そうすると毛がパサつき、艶が悪くなります。
     抜け毛も増えるので、ブラッシングで補ってあげましょう。
     また、爪の手入れも同時に行ってあげましょう。

  • 多飲・多尿
  •  加齢に伴って腎臓の機能が低下し、尿の回数が増えます。 
     トイレの数を増やしたり、猫が行きやすい場所にトイレを設置しましょう。

  • 目やに
  •  目やにの増加も老化のサインの一つです。
     こまめにティッシュで拭き取ってあげましょう。

 

老化を受け入れ、猫の過ごしやすい環境を

年を取る事で、今までとは違う生活リズムが生まれます。
トイレの数を増やす、ストレスを軽減するなどして猫にとって最適な環境を作ってあげましょう。
スキンシップもとても重要で、直接猫の身体に触れてあげて体調の変化を感じ取りましょう。

ペットも高齢化?知られざるペットのお葬式事情とは?

「ペットは我が子同然にかわいい」という飼い主は多いはず。そんな飼い主にとってペットの葬儀はきちんと行いたいものです。意外と知らないペットの葬儀事情についてまとめました。

ペットが亡くなったらどうすればいいの?

ペットを飼い始めた以上、いつかは別れの日がやってきます。そして、ほとんどの場合ペットが自分より先に亡くなって、看取ることになるはずです。

近年ペットを飼う家庭が増えている背景からペットの葬儀業者も増えています。具体的には、ペットが亡くなったら一般的に以下の手順で葬儀、埋葬を行うことになります。

・ペット葬儀に対応している業者に連絡
・ペットを冷やしながら安置
・迎えが来て火葬場に移動
・花やおもちゃなどと主に火葬
・納骨(返骨しない場合は業者によって納骨堂で供養)

業者によっても対応が異なる部分があります。サービスは一概には言えませんが、手厚く供養してくれる業者とそうでないところの差はあります。後で後悔しないように、ホームページなどでサービスについてよく調べて問い合わせた上で依頼するようにしましょう。

「ずっと一緒」飼い主と一緒に埋葬できる霊園も

ペットも愛する家族。一人だけ違うところに埋葬するのは可哀想だし、ずっと一緒にいたいという要望が出るのも当然です。

近年、そんな要望に応えるためにペットと一緒に埋葬してもらえる霊園が登場しています。墓石タイプや樹木葬など埋葬タイプも選べるので、家族の要望に合わせて細やかな対応ができます。

近年では高齢者がセカンドライフとしてペットを飼う始めることも多く、自分が死んでからもずっとペットと一緒にいたいという人もいるでしょう。そんな希望をかなえることができる霊園が増えているのです。

愛する家族だからお葬式もしっかり考えて

ペットは飼い主にとってかけがえのない存在であり、失うことによる心の痛みは計り知れません。だからこそ、最期の時まで後悔しないように準備が必要なのです。