わたしは犬が大好きで、ペットショップによく行きます。
ペットショップに並んでいるのは、生後間もない小さな子たち。
しかしもしその子たちが売れ残ってしまったら。
売れ残ったまま大きくなってしまったらどうなるのだろうと考えたことはありませんか?
ペットショップに批判的な国は多くあります
先進国は動物愛護の考えがとても強いため、ペットショップを虐待とみなす国が多くあります。
例を挙げれば、ドイツではペットショップは禁止されてはいないのですが、かなり厳しい条件が課せられています。
ハワイはたくさんの人がペットを飼っていますが、保健所から貰ってきたり、知人に子犬を譲ってもらったりとペットショップを利用していません。
ペットショップに関して言えば、日本は後進国と言えるかもしれません。
売れ残ってしまった犬の行方
ペットを求める人たちは、小さな仔が欲しいので、大きくなればなるほど売れ残ってしまいます。
その子たちはただで譲られたり、ボランティア団体に引き取られていったりもします。
お店によっては一定期間だけの契約で、ブリーダーに返す場合もあります。
ペットショップで働く人たちは動物好きですので、売れ残った子たちが幸せになるような道を探してくれることでしょう。
しかし全部の売れ残った仔たちが幸せになれるわけではありません。
貰い手のいない犬たち
里親に恵まれなかった、病気になってしまった、心無い人の手に渡ってしまった場合、殺処分となってしまうこともあります。
小さい頃から檻に入れられ、ストレスも多かっただろうに、温かい里親に迎えられることなく死んでいく犬たちが可哀そうでなりません。
救いの道を模索すべき
日本では犬は野生として生きていけません。
それは人間が強いたルールなので、それならば犬にとって良い環境を作るべきではないでしょうか。
ペットショップもしかり、先進国とは逆にペットショップをこれからも日本で存続させるのなら、犬たちにとってより良いお店のシステムを作るべきなのでないかと思います。
少額でもサポートを
ピースワンコ・ジャパンでは1日30円(月額1,000円)からの募金を募集しています。
虐待を受けた子、捨てられた子、事故に遭った子がボランティア団体の手で、保護されています。
たった少しのお金でも活動している団体には大きな励みとなります。
殺処分をゼロにするため
犬の殺処分、とても悲しいことです。
私たちはそれが残酷なことを知っています。
殺処分をなくすにはどうすればいいのでしょうか。
犬の活躍の場を増やすことです。
災害救助犬、セラピー犬など犬は様々に働いています。
それを増やし、犬の地位を高めることが、解決の1つの手段です。
そして捨て犬をなくすこと。
これはつまり飼い主としての自覚と責任を持たせること。
モラルの問題なので難しいですが、捨てた場合は、重い罰則を課すことも一つの手ではないかと思います。一人一人が犬への知識を深め、ペットショップの犬が置かれている現状を知ることが大きな一歩ではないかと思います。